芸術による新たな軽井沢ブランドを創造するPT(仮称)

風土フォーラムでは令和4年10月に「芸術による新たな軽井沢ブランドを創造するプロジェクトチーム(仮称)」を設置しました。

このプロジェクトチームは、基本会議委員の3名、基本会議委員推薦の1名の計4名で構成されています。

今期風土フォーラム基本会議のテーマとなっている「軽井沢ブランドの持続と進化」の取り組みの1つとして、軽井沢に関係する様々な住民が広く出逢い、対話できる場(新しい価値を創造する場)を創出するための手段として、「芸術」を媒介に住民が主体となってまちづくりに気軽に参加してもらうための企画を実施することを目的としています。
この企画では、自然環境の問題、交通渋滞の問題など、様々なテーマを取り上げて、それらの課題を住民の皆さんと共に考え、対話することで、共助や互助の意識を高めていきたいと考えています。

 

会議の概要

第3回会議『かるいざわ ざわざわ住民会議』(令和4年12月19日開催 ※中央公民館およびオンライン参加)

プロジェクトチーム主催による『かるいざわ ざわざわ2023住民会議』が開催され、軽井沢を「ザワザワ」活性化したいと芸術祭に興味を持っていただいた、中学生、高校生、幅広い年齢層の方々、計34名(オンライン参加者も含む)の参加がありました。

プロジェクトチームのメンバーより、風土フォーラム基本会議から発案されプロジェクトチームが立ち上がった経緯と「かるいざわ ざわざわ2023」のコンセプトについて説明がありました。

その後、いくつかのグループに分かれてディスカッションしながら、芸術祭に向けた想いや実現してみたい企画などを将来掲載される新聞記事に見立て発表する「未来新聞」ワークショップが行われました。参加者のみなさんから発表されたアイディアとともに、今後もプロジェクトチームのメンバーを中心にして、芸術祭開催に向けた準備が進められます。

 

▽グループディスカッションの様子

4~5人のグループに分かれてそれぞれの自己紹介も踏まえながら、芸術祭に向けて実現してみたいことや思い描いているイメージなどを自由にディスカッションしました。出し合ったアイディアについて、”もしそれが実現したあとに新聞記事になったら、どんな紙面になると思いますか”という発想で「未来新聞」を作成しました。オンライン参加のみなさんは、Web上のアプリを使いながら付箋形式でアイディアをまとめていきました。

▽各グループによる発表の様子

グループで話し合って作成した「未来新聞」を全員に向けて発表しました。各テーブルを回りながらの発表の様子は、オンラインで参加されたみなさんへもカメラを通して共有されました。

▽各グループで作成された「未来新聞」

それぞれのグループで作成した「未来新聞」には、芸術祭に向けたいろんなアイディアが表現されました。これらもヒントとしながら、今後プロジェクトチームにおいて芸術祭へ向けた検討が進められていきます。

 

第2回会議(令和4年12月12日開催※オンライン会議)

芸術祭の企画・運営を進めるにあたり、プロジェクトチーム名称や運営の組織体制について検討が進められました。また、令和4年12月19日(月)に開催する「かるいざわ ざわざわ2023(仮称)住民会議 ~創造と想像がまちとひとを彩り対話が生まれる~」と題したワークショップについて、申し込み状況の確認や当日の進行スケジュールなどが共有され、資料の調整など開催に向けた意見交換が行われました。

 

第1回会議(令和4年11月4日開催 ※オンライン会議)

企画について、内容・運営方法・予算などを確定していくための意見交換、話し合いが行われました。今回の企画を芸術祭として検討していく中で、その名称については「かるいざわ ざわざわ2023(仮称)」とすることとなりました。

また今後の進め方について、プロジェクトチームメンバーのみならず、住民のみなさんにも企画に対する意見や考えを述べていただき、それらを含めた検討を進めていきたいとの考えから、「かるいざわ ざわざわ2023(仮称)住民会議 ~創造と想像がまちとひとを彩り対話が生まれる~」と題したワークショップを令和4年12月19日(月)に開催することとなりました。