過去のPT

誇り溢れるふるさと”軽井沢”を目指すPT

令和2年11月に設置した当プロジェクトチームでは、地域住民をはじめとする地域に関わる多様な方たちとつながる機会等を創出し、”自らのふるさとを自らの責任で守る意識”の醸成を目指して検討等を進め、2年間の活動を報告書としてまとめました。※設置当初は「風土自治圏を考えるプロジェクトチーム(仮称)」として活動していましたが、第2回会議にて現在の名称に決まりました。

会議の概要

大日向区での取り組みについて

第9回会議で意見として出された大日向区の取り組みを紹介することについて、2年間の活動をまとめた報告書(第27回基本会議(令和4年2月10日開催)で使用したもの)を掲載します。

「誇り溢れるふるさと”軽井沢”を目指すPT活動報告書」

 

第9回会議(令和4年1月24日開催)

(オンライン開催)

第9回会議では、昨年7月に実施したイベント以降、大日向区での自主的な取り組み状況を座長より報告いただきました。また、2年間の活動の締めくくりとして、これまでの活動の振り返りや来期の課題、プロジェクトチームの成果について意見交換が行われました。

これまでの振り返り

昨年の11月に大日向区自主防災会主催の「秋の防災ハイキング」が実施され、小学生を含め多くの方の参加があり盛況であったこと。

また、当日は災害時における危険箇所の確認の他、昭和22年入植後の歴史の話など普段聞くことができない話を聞きながら参加者同士の交流にもつながり、移住された参加者からは、移住してきたため地域の情報が乏しく、防災面での知識がないので、今後も地域とのかかわりを大切にしたいと感じたとの感想があったとの報告がされました。

その他、大日向区と他地区の自主防災組織の交流によりお互いの活動について、情報交換する機会が持たれ、”自らのふるさとを自らの責任で守る意識”の醸成につながっているとの報告がされました。

大日向区の課題について

災害が起きた際に「どれだけの人がその地域にいて、何人逃げ遅れているのか」等の把握が困難という問題があり、区に加入していない人や別荘に来られている人等の把握が課題との意見が出されました。

プロジェクトチームの成果について

2年間の活動を通し、プロジェクトチームが大日向区に関わってきたことで、地域に関係する多様な人達と共に考え一緒に活動することの大事さを感じていただけたことのほか、地域住民の方が中心となって、地域住民のための活動が継続して実施されたことは大きな成果につながったとの意見が出されました。

前回の会議で大日向区の方が主体となって活動することにつながった経緯を紹介する機会の創出について、シンポジウム等を開催し住民に広く知らせたいとの意見が出されていましたが、コロナ禍の影響等により実施することができなかったため、ホームページで大日向区での取り組みを紹介することとなりました。

 

第8回会議(令和3年9月24日開催)

(役場 第1会議室にて)

第8回会議では、7月11日に実施した「風土フォーラムin大日向~最近、浅間山の話が多くないですか?~」の企画の様子についての振り返りや、今後のプロジェクトチームの進め方について意見交換を行いました。

風土フォーラムin大日向(7月11日開催)の振り返り等

大日向地区の皆さんがワークショップに積極的に参加していただき、地域にあるものを活かしながらアイデアを出せる力があることを感じたことや、キーパーソンとして参加いただいた方を区民の皆さんに事前に紹介した方が良かったのではないか、イベントに参加したいと思っていた区民の方たち向けの企画も必要なのではないか等の感想や反省等を共有しました。

今後のプロジェクトチームの進め方

大日向地区で10月下旬から11月上旬にかけて実施を検討している子ども向けイベントについては、企画の実現に向けて、9月26日に開かれる地区役員会で出された意見を踏まえて検討することとなりました。
また、プロジェクトチームの今後の方向性について意見交換を行い、大日向区での取り組みや他地区・他自治体での取り組みについて紹介する機会の創出について意見が出されました。

 

第7回会議(令和3年7月11日開催)

(大日向公民館)

大日向地区における「自らのふるさとを自らの責任で守る意識」の醸成に向けて、大日向地区の自主防災組織等の皆さんや地域活動に協働で取り組む意欲のあるキーパソン(PT構成員の推薦)を対象とした企画「風土フォーラムin大日向~最近、浅間山の話が多くないですか?~」を開催しました。
今回の企画では、浅間山火山災害等に関する防災講座と参加者同士の交流の創出を目的としたワークショップを実施しました。
※大日向神社の見学を予定していましたが、雨天のため中止となりました。

防災講座

防災講座の講師として「特定非営利活動法人 東京いのちのポータルサイト」で監事を務める中橋徹也氏を招聘し、浅間山火山災害をはじめとする各種災害の説明や防災に関する取り組み事例等について講演していただきました。

 

〇講座内容(一部紹介)

・融雪型火山泥流は小中規模噴火で発生する可能性があり、大日向地区もかなり被害を受ける想定になっている。また、山頂に降灰がある状況で大雨が降った場合、降灰により水分が地面に染み込まず、土砂災害の被害が大きくなると考えられる。

・大日向地区は火山山地であり、浅間山の噴火によって造られた地域だと言える。怖い部分もあると思うが、浅間山からの恵みを受けて生活しているということを上手く活用してもらえればと思う。

・その場の状況を見て避難すべきか判断しようとすると、大抵の人は避難しない。コミュニティの中で、事前に避難する際のルールを決めておくことが大切になる。(避難カードの作成)また、避難先が知っている場所であれば、避難しやすいと感じる人がいる。

・災害発生時においては、一人や一家族での避難は難しい場合が多い。その時に大切になるのは、コミュニティでの避難である。高齢者の方は、迷惑をかけてしまうと考えてしまう人が多いので、ぜひ進めていただきたい。

 

ワークショップでの意見交換

防災講座終了後に行われたワークショップでは、4つのグループに分かれて防災講座を通じて感じたことなどを共有し、「大日向地区で取り組んでいきたいこと」を考えてもらいました。(ワークショップで発表された意見は下記のとおりです)

 

〇全体発表で出された意見(一部紹介)

・夜に浅間山の星空を見るツアーをやってみたい。

・大日向神社や大日向公民館を拠点にして、子どもから高齢者までがコミュニティを作れるようなワークショップなどの取り組みができると良い。

・UWC ISAKジャパンとの交流や地域を気軽に歩きながら勉強する機会(まち歩きなど)が設けられると良いと思う。

・お茶会やお祭り等をすることにより、地域の様子や地区の人たちを知ることができ、実際に災害が起きたとき支え合える関係を築いていけるのではないか。心を元気にする祭りをしたい。

 

最後のまとめでは、島田大日向区長より「近々開催予定の役員会にて、今後の地域活動に関する方向性を決めていきたい」と抱負が述べられました。

プロジェクトチームでは、これから大日向地区がまとめる地域活動の方針を踏まえて、地域が自主的に行う活動の実現に必要なサポートを検討するなど、地域主体のまちづくり推進のための取り組みを行っていく予定です。

第6回会議(令和3年6月14日開催)

(役場 第8会議室にて)

第5回会議終了後より、SNSを活用して大日向地区を中心とした企画内容の詳細について検討が行われ、「防災講座及び意見交換会」を開催することとなり、防災講座の講師に「特定非営利活動法人東京いのちのポータルサイト」で監事を務める中橋徹也氏を招聘することとなりました。
その後、6月5日(土)に中橋氏及び大日向区長等を交えた事前打ち合わせを行い、7月11日(日)に自主防災組織関係者等を対象とした講座等を実施することになりました。
今回の第6回会議では、前回会議以降の決定事項等を踏まえ、7月11日開催予定の企画への参加対象者の検討及び意見交換の実施方法について検討が行われました。

参加対象者の検討

大日向地区自主防災組織の皆さんに防災減災に対する理解を深めてもらうだけでなく、地域活動に対して協働で取り組む意欲がある“キーパソン”や地域団体等にも参加の呼び掛けを行い、新たな地域交流の創出も目指すことになりました。
※会場の収容人数に制限があるため、大日向地区及びPTから個別に参加対象へ呼びかけを行う予定です。

意見交換会の実施方法等

意見交換会では「大日向でやりたいこと」をテーマにしたワークショップを実施する方向性でまとまり、参加者から出されたアイデアを「取り組み」として実現化することをねらいとすることになりました。

 

第5回会議(令和3年4月22日開催)

(役場 第8会議室にて)

大日向地区で実施したまち歩き等の活動について振り返りを行い、「住民主体でふるさとを守る意識の醸成」に向けた取り組みを進めていくことを確認したうえで、今後の活動目標や取り組みに関する検討が行われました。

今年度に目指すこと

今年度の活動目標については、風土自治の実現に向けて主体的に地域課題に取り組むキーパーソンを探すとともに、大日向エリアに関係する住民や各団体等とつながる機会の創出により「地域コミュニティの形成」を目指すこととなりました。

今後の取り組みについて

また、今後の活動について議論が行われ、6月頃に大日向地区を中心に「防災減災」をテーマとしたイベントを開催する方向性が示されました。
イベント内容に関する意見交換では、防災関連の専門家による勉強会の開催やワークショップによる意見交換の実施などが提案として挙げられました。
引き続き、PT内でイベント内容について検討を行い、地域の意向等を確認しながら協働による活動展開を進めていきます。

 

第4回会議(令和3月3月15日開催)

(大日向地区周辺及び大日向公民館)

大日向地区と「防災減災」をテーマに活動を進めるにあたり、地域の現状や浅間山災害に対する地域の声を知るため、大日向区民や気象庁浅間山火山防災連絡事務所(以下「気象庁」)等の方々とまち歩き及び意見交換を実施しました。

まち歩きによる現状把握

まち歩きでは、大日向神社やUWC ISAKジャパン周辺、近年住宅等が増えている大日向地区西側エリアを視察しました。まち歩きに同行していただいた気象庁の方からは、大日向の地形や地質、融雪型火山泥流等の浅間山災害について説明をしていただき、大日向神社が浅間山噴火発生時の避難場所として活用できるのではないかといったお話も聞かせていただきました。

浅間山災害に関する意見交換

まち歩き終了後、大日向公民館にて、気象庁の方より浅間山の概要や災害事例等に関する出前講座を実施していただきました。
その後の意見交換では、大日向区長より大日向地区における防災関連の課題解決に向けた今後の取り組みについて、以下の内容が挙げられました。

〇大日向地区における今後必要な防災関連の取り組み
・大日向公民館は浅間山噴火時の指定避難所ではないことを区民に周知していく
・国土交通省が工事を進めている浅間山砂防えん堤の見学を視野に入れ、災害時の安全な避難場所の把握に努める
・大日向の歴史の伝承を交えた防災減災の取り組みを検討する

引き続き地域の皆さんや関係団体等との連携を図りながら、大日向地区の課題である浅間山災害に対する防災減災に関する取り組みを進めていきます。

 

第3回会議(令和3月2月17日開催)

(役場 第8会議室にて)

活動内容の検討に向けて実施したプロジェクトチームの一部構成員と大日向区長等による面談内容について報告が行われ、今後のプロジェクトチームの活動テーマ等について意見交換が行われました。

大日向地区との面談報告

座長より、今回の会議に先立って行われた大日向区長等との面談について報告がされ、区長等より挙げられた地域課題が「若者世代のコミュニティ参加」「子どもたちへの歴史伝承」「浅間山災害時の避難方法等」であることが共有されました。

活動テーマ決定

大日向区長等の意向を踏まえ、プロジェクトチームの活動テーマについて検討が行われました。その結果、多くの地域住民が高い関心を示している「浅間山災害に対する防災・減災」をテーマに掲げ、地域との協働による活動展開を目指していくこととなりました。
今後の具体的な活動については、地域住民等が浅間山災害に対して感じていることなどを聞く機会を設けるとともに、大日向地区の現状を知るためのまち歩きを実施する方向性が示され、座長を中心に大日向地区と調整を進めていくこととなりました。

 

第2回会議(令和2年12月18日開催)

(役場 第8会議室にて)

プロジェクトチームの正式名称及び今後の活動内容について、意見交換が行われました。

当日は、飛沫防止パネルの設置やオンライン会議を併用するなどの新型コロナウイルス感染症対策を講じて開催しました。

正式名称の決定

プロジェクトチームの名称について検討が行われ、正式名称を「誇り溢れるふるさと“軽井沢”を目指すプロジェクトチーム」とすることが決定しました。

今後の活動内容

これまでに風土フォーラムの活動で連携してきた大日向地区と活動を展開していく方向性がまとまり、「地域に関わる皆さんが主体となって地域づくりを進めること」を目指して取り組むこととなりました。

具体的な活動内容については、大日向地区の皆さんとの意見交換の機会を設け、地域の課題等を理解しながら検討を進めていきます。

 

第1回会議(令和2年11月9日開催)

(役場 第5会議室にて)

新たに立ち上げたプロジェクトチームの活動方針を検討するため、意見交換が行われました。

今後の活動方針

これまでに風土フォーラムの活動で築いてきた地域の方たちとの「つながり」を大切にしながら、地域に出向いて多様な方たちとの意見交換の機会を創出することを目指していくこととなりました。

今後の活動内容の検討では、これまでにコミュニティ共創プロジェクトチームで関わってきた大日向地区の皆さんと交流してはどうかなどの意見が出されました。

具体的な活動計画やプロジェクトチームの名称については、引き続き検討を進めていくこととなりました。

コミュニティ共創PT

防災、テレワーク、文化継承および創出、コンパクトシティ、ウエルネスなどを意識し、風土自治の実現にとって重要であるコミュニティについて研究・検討するため、「コミュニティ共創プロジェクトチーム」を設置(平成30年9月)しました。

※「コミュニティ共創プロジェクトチーム」は、コロナ禍の影響により予定していた活動の実施が困難な状況となったため、令和2年10月に活動を休止しました。

会議の概要

第6回会議(令和2年2月28日開催)

(役場 第5会議室にて)

今期メンバーによる最後の会議が開かれ、これまでの活動の振り返りや来期の活動に向けて意見交換が行われました。

来期の活動方針

これまで議論を進めてきたスマートフォン(スマホ)を使用した実証実験については、信州大学防災減災センターや協力企業と連携を図りながら、引き続き検討することとなりました。

また、直近の目標に「防災に関するシンポジウムの開催」を掲げ、大日向区民の皆さんとじっくり協議を行いながら、内容等について検討を進めていくこととしました。

第5回会議(令和元年11月18日開催)

(大日向公民館にて)

「参加する地域の住民の皆さんとじっくりコミュニケーションをとりながら進めていきたい」という協力を検討していただいている企業の意向もあり、その協力企業と大日向地区自主防災会役員の皆さんとの懇談の場を持つことにしました。

当初のスケジュール感からは遅れますが、まず腰を据えて住民の皆さんとそれぞれの考えを共有したうえで、今後の詳細な進め方を検討していくことになります。

実証実験の内容

現時点でプロジェクトチームが考えている実証実験の内容を共有し、意見交換を行いました。(令和元年6月のミニ会議、および第4回会議の内容を参照)

この実験は、「災害時に人的被害を最小限に抑えるためには、平時の地域でのコミュニケーションが重要な役割を果たす」との考えに基づきます。

また、災害時の情報がどのようにが発信され、どのように受けるのがよいかを探る一つの材料として、スマートフォン(スマホ)を使用した実証実験は有効かもしれません。

実験の成功のためには、スマホの扱いは難しいと感じる方にとっても有用なものになるよう、手順を考えていく必要もありそうです。

住民、企業、行政が一緒に進めていくプロジェクトのイメージが徐々に明らかになってきました。

 

第4回会議(令和元年8月22日開催)

(役場 第8会議室にて)

実証実験をどう進めるか

実証実験に協力していただけそうな企業との協議内容について報告がありました。

実証実験の目標は次の2点です。

  • 火山災害の発生時に、スマートフォン(スマホ)を活用して早く、確実に、安全に避難できるか
  • スマホによって区の加入率が上がるなど、コミュニティを活性化できるか

これまでにスマホを使っていない人たちがスマホを手にしても、日常的に使うのは簡単ではないかもしれません。住民の皆さんにコミュニケーションツールとして使用してもらうことが実証実験の前提として重要であるため、講習会を行うなどの方策を検討していくことになりました。

また、実証実験において大日向地区にあるインターナショナルスクールとも連携するべく、スクールと協議していきます。

専門家による実証実験の監修にかかる費用の工面についても話し合いました。

 

シンポジウムの時期と内容

実証実験の気運醸成に向けたシンポジウムについては、ひとまず11月の開催を目指します。

内容としては、監修する専門家による講演、実証実験の概要説明やパネルディスカッションなどが想定されますが、シンポジウムの内容についても大日向地区やインターナショナルスクールの皆さんと協議しながら、「共創」によりプロジェクトを進めていくことになりました。

 

ミニ会議(令和元年6月25日基本会議前)

(風土フォーラム事務局にて)

第18回基本会議が始まる前の時間を使い、発地市庭の風土フォーラム事務局にて、大日向地区の皆さんと連携して行う取り組みについて打ち合わせを行いました。

 

スマートフォンを使った実証実験

避難体験イベントの実現に向けて検討する中で、「コミュニティ」と「防災」と「テクノロジー」を掛け合わせた実証実験を行うことが提案されました。

スマートフォン(スマホ)を活用したコミュニティの活性化や防災力強化に関する実験です。

例えば、防災面では、高速通信が可能なスマホを持って避難訓練を行い、避難経路等のデータを収集および専門的に分析することにより、より効果的な避難方法等の気づきにつなげることができるかもしれません。

実証実験を充実したものとするため、協力いただける企業や専門家を探してみることになりました。

成功のためには、多くの方々の協力が必要です。気運醸成に向けて、シンポジウムの開催も検討していきます。

 

第3回会議(令和元年5月9日開催)

(大日向公民館にて)

このPTでは、「コミュニティ共創」のため、軽井沢の多様な人々を巻き込むツールとして「防災」が有効であると考え、住民の皆さんと具体的にできることを考え始めています。

そこで、浅間山に近い地域である大日向地区にお住いの皆さんとワークショップ等ができないかと考え、大日向公民館にて大日向地区自主防災会の皆さんとの意見交換を行いました。

 

どこへどうやって逃げるのか

最初に話題になったのは、浅間山が噴火したときに大日向にいる人たちは、まず具体的にどのような行動をとったらいいのかを知りたいということでした。逃げるといっても、どこまで、どのような手段で逃げればよいのかという、基本的かつ重要なことが明確になっていないということです。

特に警戒したいのは、噴火の発生から猶予なく大日向地区に到達すると考えられている「融雪型火山泥流(噴火による熱で火山に積もった雪が溶けて起きる泥流)」ですが、そのようなことが起き得ることを知らない住民も多くいるかもしれません。

専門家による分析をわかりやすく解説してもらい、防災に関する知識を得ることに加えて、実際の災害の際に生き延びるためには、自分たちで状況を判断して即座に行動できるよう、普段から考え、訓練し、意識を高めておくことが大切であることが共有されました。これは、「自助」を補てんする「共助」の大切さを再認識し、コミュニティの結びつきを強めることにつながります。

 

体を動かしてみる

いろいろな意見を出し合う中で、大日向では、火山災害を対象に、実際に体を動かして避難を体験するイベントを検討していくことになりました。

「防災」は命に関わる重要なことである一方で、起きるか起きないか分からないことへの取り組みであり、続けていくために「楽しさ」も重要な要素であるとの意見も出ました。

大日向での取り組みがモデルになり、他の地域へ広げていければと思います。

 

ミニ会議(平成30年12月20日基本会議前)

(追分公民館にて)

ワークショップの内容について話し合うため、追分公民館で開催する基本会議の前にメンバーが集まり、座談を行いました。

自走をサポートする

軽井沢では民間での自走がなかなか見られないとの問題意識から、コミュニティ共創プロジェクトチーム自体が主体ではなく、住民の皆さんの自走をサポートするようになればよいのではないかとの方向性が出されました。

防災であれば、危機意識への気づきを提供し、自ら防災を考え、動いていくことを側面から支援することです。

これは、行政でも民間でもない風土フォーラムのプロジェクトチームだからこその役割という考えです。

自走を促すためのワークショップ(オープンディスカッション)の開催について継続検討していくことになりました。

 

第2回会議(平成30年11月26日開催)

(発地市庭 イベントスペースにて)

なぜ「防災」なのか

前回の会議や、会議外での会話内容を振り返ると「防災」が話題として多く取り上げられてきましたが、『このプロジェクトチームは「コミュニティ共創」を出発点としており、軽井沢の特徴でもある多様な人々を巻き込むためのツールとして「防災」を取り上げている』ことを確認し、「防災」から「コミュニティ共創」へ展開していくイメージを共有しました。

また、防災において行政だけでできることには限界があり、住民の皆さんそれぞれの意識や地域のコミュニティによる共助が重要な役割を果たすとの意見も出ました。

 

【ビデオ会議】和歌山県の災害対応

ビデオ会議により和歌山県庁の担当の方から話を伺いました。

災害時における通信網確保のための関係事業者との連携の重要性などについて意見が交わされました。

 

ワークショップ開催の検討

軽井沢の多様なステークホルダー(町民、別荘所有者、事業者、通勤者等)による共創に向けて、実験的なワークショップを行うことについて検討を始めました。

扱うテーマの大枠について次のような話し合いがありました。

・「コミュニティ共創」なのか、「防災」なのか、さらに小さいテーマに絞るべきか。

・多くの人が体験した身近な事例として大雪災害を取り上げるのはどうか。

・問題解決型ではなく、問題発見型のワークショップにするのはどうか。

 

第1回会議(平成30年10月15日開催)

(役場 第8会議室にて)

AI(人工知能)を活用した住民サービスの事例

専門家の中嶋一樹さんからお話を伺いました。

SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)やAIの技術を防災、いじめ相談、粗大ごみの申請などに活かしている他の自治体の先進的な事例について教えていただきました。

 

防災無線等による災害情報発信に関する課題

意見交換を行いました。要旨は以下のとおりです。

・別荘地域も含めた通信インフラが整っていないと、どのようなサービスを作っても届かないということになる。

・情報到達のためには、人と人とのつながりも重要である。

・スマートスピーカーを防災無線の代わりに使用できないか。
→可能性はあるが、現状ではスマートスピーカーとの会話はコツが必要となるため、高齢者向けには早いかもしれない。スマートボタン(押した際に様々なネットワーク経由のアクションを実行できるシンプルなボタン)の活用も考えられる。

・観光客や別荘住民もカバーしようとするとネット活用も必要である。自助が基本となるが、普及しているSNSサービスなどと連携して、プッシュで情報を流せるようなインフラがあるとよいのではないか。

・役場のコストを下げるためだけではなく、住民に直接的に価値を提供できるものがよい。

・基本会議を通じて、町側に提言していくことがまずは最初のステップである。

 

 

プレ会議(平成30年9月19日開催の基本会議内)

(中央公民館 講義室にて)

このプロジェクトチームが発足した第15回基本会議の中で、プロジェクトチームの構成員等が車座になり、プロジェクトチームの方向性について意見を出し合いました。

「コミュニティ共創」の範囲は広いですが、当面は、町民や別荘所有者等の「共創」していくためのテーマとして、「Iot×防災×町」の掛け算で進めてみることになりました。

具体案としては、アプリなどを活用し、インターネット上で防災情報を流したり、住民の皆さんが情報を共有するような試みができないか検討したいなどの意見も出されました。

交通関連PT

環境、渋滞対策などを意識し、軽井沢にふさわしい交通の在り方について研究・検討するため、「交通関連プロジェクトチーム」を設置(平成30年9月)しました。

※「交通関連プロジェクトチーム」は、コロナ禍の影響により予定していた活動の実施が困難な状況となったため、令和2年10月に活動を休止しました。

会議の概要

第10回会議【令和2年1月20日開催】

(役場第10会議室にて)

このプロジェクトチームの構成員の任期は今年度末まで(再任の可能性はあります)ですので、今期の活動のまとめと、来期への提案に向けて、検討を行いました。

今期のまとめに向けて

今期は、渋滞問題を主なテーマとして、関係者へのヒアリング・シンポジウムでの現状把握や意見交換、他地域事例の調査、軽井沢にふさわしい対策の検討などを行ってきました。

次期は、これらの活動で得た認識やアイデアを基にして、大学や民間企業との連携を含めた実証試験の実施を検討していくことが提案されました。

どのような実証試験にするか

主に軽井沢の渋滞問題について検討してきたなかで、その解決のためには総交通量の削減が必要であると認識されました。総交通量を削減するには、公共交通機関での来訪促進や自動車の流入制限などが考えられますが、いずれの場合も二次交通の充実が必要となります。

そこで、二次交通の充実を図ることを目的に、「軽井沢MaaS」(仮称)を実証試験の大枠として検討していくことになりました。

内容案としては、ライドシェア、シャトルバス、交通規制、自動運転などの組み合わせが考えられます。

風土自治の実践を意識し、実証試験のプロセスについても重点を置くことになりました。

 

第9回会議【令和元年10月28日開催】

(役場第5会議室にて)

前回の会議にて今年度の取り組み事項として検討されていた、町内の交通事業者へのヒアリングを実施しました。

バス会社、タクシー会社の計4社にお越しいただき、繁忙期の交通実態や渋滞緩和に対する考えなどをお聞きしました。

渋滞の実態

年々来訪者の方々が”裏道”を利用するようになってきたこともあり町内の渋滞発生個所が拡大し、タクシーでも渋滞に巻き込まれるようになったという現状をお話しいただきました。渋滞の要因としては、大型施設の駐車場への入庫待ちをしている車や、交差点をスムーズに右左折できない車の滞留などがあげられました。

また、バス業者からも、夏期にはダイヤ通りの運行ができなかった事案が10件ほど発生したことや、路線バスが130分遅れたことなどの実態を聞き、軽井沢の渋滞が公共交通機関に及ぼす影響について改めて認識する機会となりました。

渋滞解消に向けた対策や提案

渋滞解消に向けては、繁忙期に推奨しているパーク&レールライドの精査や町内に乗り入れる車両に対して課金を行う制度(ロードプライシング)の導入などについて提案がありました。

軽井沢駅から旧軽井沢までの渋滞対策の具体案として、新軽井沢エリアデザインに描かれているLRT(路面電車)を導入するなど、二次交通の充実を図ることによって、タクシーを他の需要へ振り分けることができるようになり、観光客も含めて多方にメリットがあるといった話などが出されました。

 

第8回会議【令和元年8月26日開催】

(役場第2会議室にて)

これまでのプロジェクトチームの活動を振り返るとともに、今後の活動内容について議論しました。

渋滞以外の軽井沢の交通問題

これまで渋滞問題についについて重点的に考えてきましたが、このチームが目指すコンセプトである「軽井沢らしい快適な移動」の実現に向けては、他の課題についても整理しておく必要があります。

高齢者の増加に対応した二次交通の整備は大きな課題です。町でも実行中の施策に加えて、新たな方策の可能性について検討しています。

軽井沢の特性にあった歩きやすい道の整備も望まれます。

「軽井沢らしい」低環境負荷もキーワードになるのではないでしょうか。

これからやること

今年度中にできることとして、次の事項を検討することにしました。

  • 交通事業者へのヒアリング

これまでに観光関係の事業者へのヒアリングや、シンポジウムでの情報収集を行ってきましたが、さらに交通渋滞の実態を把握するため、タクシー業者などの交通事業者へのヒアリングを行いたい。

  • ワークショップ

住民の皆さんが意見交換を行い、プロジェクトチームに関わってもらう機会としてワークショップを開催してはどうか。

  • 運転マナーの改善

軽井沢に保養に来ているのであれば、渋滞や混雑にイライラするのではなく、寛大な気持ちで、ゆっくり走行すること、譲り合うことなどを実践してもらいたい。「軽井沢らしさ」と絡めて運転マナーの向上に向けた情報発信を行うのはどうか。

  • 提言をまとめる

これまでの活動内容と成果とともに、調査・議論した事柄に関する提言をまとめてみる。

 

第7回会議【令和元年6月13日開催】

(役場第5会議室にて)

シンポジウムの振り返り

5月31日に開催したシンポジウムについて、メンバーそれぞれの感想を共有しました。

開催前はいくらか不安があったものの、渋滞問題に関する情報を聞いたり、意見を交わしたりする機会を待っていた方も多かったのではないかと感じられ、ひとまず成功といってよいのではないかと評価されました。

登壇者たちにとっても、取り組みや考えを住民の皆さんに発表するよい機会となりました。

主な課題としては、質疑の時間が短くなってしまったことがあげられ、長ければよいということではないものの、検討の余地がありそうです。

アンケートの結果

当日、来場した皆さんにご協力をお願いしたアンケートの結果を確認し、議論しました。

アンケートで回答いただいた主な内容を、以下に抜粋します。

・シンポジウムの内容について、全回答者の70%以上の方に「大変満足」もしくは「満足」とお答えいただきました。(「不満」、「大変不満」の回答はありませんでした。)その理由として、「他方面の話を聞けて、認識を広げることができた。」、「町民の方々の意識が感じられた。」、「対策の結果や見込み等の話が聞けた。」、「それぞれの立場で様々な意見を持っていることがわかった。」、「鎌倉市の話が聞けてよかった。」などと記入いただきました。

・他にも、シンポジウム自体について、「意見交換や質問の時間を多くしてもらいたい。」、「次回は3時間確保してほしい。」、渋滞対策のアイデアとして、「緊急車両レーンやバス専用レーンを設けたらよいのではないか。」、「全町で20~30km/hに速度規制してはどうか。」、「軽井沢は保養地なので、来軽者にも自転車やウォーキングなどの価値を再認識してもらうことも解決につながるかもしれない。」など、たくさんの意見を記入していただきました。

今後の活動

シンポジウムで登壇者や来場者から出された、またアンケートで提供のあった意見やアイデアを整理し、情報の絞り込みを行ったうえで、今後の動きを検討していきます。

これまでも、事業者へのヒアリング等により現状の把握を行ってきましたが、現状分析が不十分とも感じられるため、さらにヒアリングの実施を検討していくこと、また、データ収集の方法について検討していくことが必要との意見が出されました。

また、「軽井沢らしさ」を念頭に置き、議論を進めていくことが重要との見解が示されました。例えば、渋滞を減らすことは、排気ガスの排出を減らすことにつながり、それは軽井沢らしいことといえるのではないか、という思考です。

 

第6回会議 シンポジウム「軽井沢の渋滞問題について考える」【令和元年5月31日開催】

(軽井沢発地市庭 イベントスペースにて)

軽井沢の渋滞問題について住民の皆さんと考える機会として、シンポジウムを開催しました。

登壇していただいたゲストの方々や、来場いただき熱心に耳を傾けてくださった40名以上の皆さんのおかげもあり、充実したひと時となりました。

 

プログラムで扱われた内容

シンポジウムで扱われた内容の要旨をお伝えします。

【第1部】交通関連PTの活動報告

最初に、交通関連プロジェクトチーム(PT)座長の石山氏より、PTの活動報告が行われました。

話の要旨は以下のとおりです。

・交通関連PTでは、「軽井沢らしい快適な移動」を目指し、まずは喫緊の課題である渋滞問題を取り上げて活動している。

・昨年度は、町内事業者、町住民課へのヒアリングを行い、交通渋滞の実態や渋滞解消に向けた各々の取組等を聞かせてもらった。

・「軽井沢の渋滞の特徴」は、大型連休や海の日、お盆の時期、秋の三連休などに起こる交通集中が主な要因である。

・渋滞対策案として、新幹線利用の促進や二次交通の充実などの交通量規制、空間的・時間的分散化、SNSなどを活用した渋滞に関するリアルタイムな情報提供が考えられる。

・今年度の活動を通して、渋滞問題対策の絞り込みを行い関係事業者等へ提案を進めながら、「軽井沢らしい快適な移動」に向けて取り組んでいきたい。

【第2部】他地域の事例発表(鎌倉市)

次に、鎌倉市共創計画部長の比留間氏より、鎌倉市の渋滞対策等について、惜しみなくお話いただきました。

話の要旨は以下のとおりです。

・鎌倉市で行っている主な渋滞解消の施策として「パーク&ライド」や「鎌倉フリー環境手形」などがある。

・交通渋滞の解決に効果的な手段だと考えている「(仮称)鎌倉ロードプライシング」について検討を進めている。

※ロードプライシング:交通渋滞の解消等を図るために、課金によって自動車交通量を減らし、道路を円滑に走行できるようにする方策

・「(仮称)鎌倉ロードプライシング」が実現できれば、公共交通機関の利用促進や環境配慮、市民生活の充実などの渋滞解消のメリットがある。実現に向けては、課金の技術的手法(ETC活用等)や地域経済の落ち込みへの懸念、隣接自治体住民からの理解などの課題も多くある。

【第3部】パネルディスカッション

第2部でお話いただいた鎌倉市の比留間部長と、住民、町内の事業者、町の担当課長、交通関連PT構成員の5名がパネリストとして登壇し、石山座長のコーディネートの元、それぞれの視座、視点で考える渋滞問題についての発表や意見交換を行いました。

パネリストによる発表の要旨は以下のとおりです。

〇春原 宗一 氏(株式会社西武プロパティーズ)

・ショッピングプラザへ駐車する車の渋滞対策として、案内看板の増設や、案内員を増員し空きスペースへの迅速な誘導を心がけている。
・繁忙期は、車通勤している従業員の駐車スペースを来場客用駐車場にしている。その間、従業員の車は離れた駐車場へ変更し、送迎シャトルバスを運行している。

〇五十嵐 政勝 氏(住民)

・次のような渋滞対策手法を考えた。

・しなの鉄道と新幹線の乗り継ぎ改善、しなの鉄道の軽井沢・小諸間でのワンマンカー(LRT化)の増便、町内循環バスの拡充により、町民のマイカー利用を削減する。
・ショッピングプラザにおいて、時差来場の呼びかけ、駐車場の分散化とシャトルバス運行、従業員等のマイカー通勤の自粛を行う。
・主要幹線道路が渋滞した場合は、交通整理して脇道へ誘導し渋滞を緩和する。
・町内での電動アシスト付き自転車によるシェアサイクルを導入する。
・交通渋滞解消に向けての広報活動を行う。

〇原 富士子 氏(軽井沢町住民課長)

・渋滞対策として、パーク&レールライド、中心部におけるシャトルバス運行、ライブカメラ設置(町内4か所)によるリアルタイムな情報提供などを行ってきた。
・国土交通省によるICT・AIを活用したエリア観光渋滞対策社会実験の、検討を行う地域に選出されている。
・今後は、来訪者、住民に対するICT・AIを活用した渋滞状況の情報提供等ソフト面の強化を図るとともに、JR、しなの鉄道等を利用した、パーク&レールライドの周知強化を進めていきたい。

〇貫名 礼恵 氏(交通関連PT構成員)

・渋滞問題に関して、直ぐに始められる事は進めていきたいが、軽井沢グランドデザインで謳われている50年100年先を見据えた検討も必要だと思う。
・交通関連PTで進める事が、次の世代にも引き継がれ、よりよい軽井沢の魅力作りとなればよい。

 

その後の意見交換では、比留間氏から、より詳しく鎌倉市の状況や施策についてお聞きできました。

他のパネリストからも、
・これまでも様々な渋滞対策が行われてきているし、抜本的な解決は簡単でないこともわかっているが、粘り強くいろんな手を打っていくことにより解決に近づいていくのではないか
・運転のマナーが悪いことも渋滞の原因になりうると考え、マナーを向上させるための啓発も有効なのではないか
などの意見やアイデアが出されました。

質疑の際には、来場された方々からもたくさんの意見や提案をいただきました。

ここで出た多くの意見を参考に、軽井沢にかかわる多くの人を巻き込みながら、「軽井沢らしさ」を忘れずに今後の活動に取り組んでいきたい、との想いが石山座長より示され、パネルディスカッションが締めくくられました。

 

※当日実施したアンケート結果については「第7回会議」をご覧ください。

 

第5回会議【令和元年5月24日開催】

(役場第5会議室にて)

シンポジウム当日に向けて

第4回会議以降、5月31日の開催を目指して準備を進めてきたシンポジウムについて、当日の流れや、構成員の役割などについて確認しました。

第3部のパネルディスカッションでは、軽井沢の渋滞の特徴や対策についてどのように取り組んでいくのかを論点として進めていくことになりました。

また、今後のPT活動の参考とするため、当日来場していただいた方々を対象にアンケート調査を実施することとし、設問の内容について話し合いました。

 

第4回会議【平成31年3月8日開催】

(役場第5会議室にて)

実現可能な具体策を検討

前回会議までの議論で扱われた実現可能な具体策について、(1)自動車総交通量の抑制、(2)空間的・時間的分散(平準化)、(3)適切な情報提供に整理して検討しました。

(1)については、東京からの新幹線によるアクセスの良さをアピールするための具体的な方法や、駅からの二次交通対策としてMaaS(「マース」※)などの先進的な概念や技術について研究していくことなどが話題になりました。新幹線による来訪促進のためのPRは、町内の事業者等も統一した表現を用いることが効果的ではないかとの意見が出されました。

(2)については、駐車場シェアの考え方と、駐車場の満空情報の提供について話し合われ、実証実験を行う可能性についても検討していくことになりました。

(3)については、(1)(2)との関連で考えていきます。

シンポジウム(仮)の内容を検討

5月末頃の開催を目指すことになりました。座長による案を基に、内容を検討しました。

※モビリティ・アズ・ア・サービス:
ICTを活用して、いろいろな種類の交通サービスを、一つの移動サービスに統合する、新たな「移動」の概念を表します。スマートフォンのアプリを用いて、鉄道、タクシー、レンタサイクル等、目的地までのあらゆる交通手段の組み合わせを一括して検索し、運賃の決済まで行うような事例があります。

 

第3回会議【平成31年1月18日開催】

(役場第8会議室にて)

他地域の渋滞対策事例

座長より、国内外の渋滞対策事例の紹介がありました。

一方通行化、LRT(次世代型路面電車システム)導入、ロードプライシング(道路利用への課金)、相乗りサービス、交通需要マネジメント(自動車利用者の行動パータンを変化させる手法)など、さまざまな手法が実験、実施されていることを学びました。

新幹線での来訪を促進する

軽井沢の渋滞は容量オーバーを原因とするもので、解消のためには通行する自動車の総量を減らす必要があると考えられます。

一方で、軽井沢には新幹線の駅があり、東京から約70分でアクセスできるという環境があるので、新幹線での来訪を促進することが有効ではないか、という意見から、ポスター等によるPRについて検討することになりました。

新幹線

ただし、軽井沢駅でのタクシー待ちなど、駅からの二次交通にも課題があることから、適切な情報発信とともに、来訪者が分散するような誘導も必要との意見が出されました。

シンポジウム(仮)の開催検討

前回会議で話題となった”ワークショップ等”の内容について話し合いました。

主にこのPTや町内の関係者の取り組みについて住民の皆さんに知っていただく機会として、シンポジウム形式で開催することについて提案がありました。

開催時期や形式・内容の詳細は、今後詰めていく予定です。

 

第2回会議【平成30年11月26日開催】

(発地市庭イベントスペースにて)

町内事業者との意見交換

町内で事業を展開している2つの事業者の方に参加していただき、渋滞問題について一緒に考える場を持ちました。

各事業者とも、渋滞を重要な問題として認識しており、各種の対応策を検討、実施し、一定の効果が認められる一方で、大きく改善することを期待できるような有効な手法は見出せていないという現状が話されました。

会議の様子

渋滞問題の解決には多様な主体が連携して取り組む必要がありますが、その方法を検討していくことなど、このプロジェクトチームの役割についての再認識を行いました。

また、町内でこれまでに実施した交通快適化対策により渋滞が緩和された経緯もありますが、時代の変遷により状況が変化してきており、再検討するのに良い時期ではないかとの意見も出されました。

ワークショップの検討

渋滞を含む交通関連の問題は、住民の生活に大きな影響を及ぼす問題であることから、オープンなワークショップ等の開催について検討していくことになりました。

 

第1回会議【平成30年10月15日開催】

(役場第8会議室にて)

これまでの施策と現状

町の交通政策担当者より、渋滞対策等の町の取り組み(パーク&レールライド・バスライド・サイクルライド、町内循環バス等 )について説明を受け、現状を確認しました。

委員からは、効果的な渋滞対策を考えるためには、渋滞に関する定量的データが必要であるとの意見が出されました。

会議の様子

課題を抽出

後半は交通問題に関する現状認識や課題について意見交換を行い、 プロジェクトチームの方向性について検討しました。

各委員からは次のような課題や意見が出されました。(抜粋)

・ プロジェクトチームの役割は住民を巻き込むこと。住民から吸い上げたものをベースに課題解決を図っていくのがよい。

・ 土地が高く、駐車場を確保するのが難しい。

・ 観光客だけでなく町外からの通勤者の車も多い。

・ 車がないと不便で暮らせない。運転免許を返納した高齢者の方がその理由で転出した事例もある。

・ 地元住民は渋滞時に抜け道を利用するため渋滞と共存しているとも言えるが、抜け道の多くは別荘地の中を通るとすると軽井沢にとって良いことではなく、課題としてとらえるべきではないか。

プロジェクトチームの方向性については、喫緊の課題として「渋滞」を当面の主なテーマとし、「軽井沢らしい快適な移動」についてじっくり腰を据えて議論していくこととしました。

今後は、施策の具体化に向けて、町内企業等との意見交換会や国内外動向調査の実施を検討し、施策の洗い出しを進めていきます。

 

プレ会議【平成30年9月19日開催の基本会議内】

(中央公民館講義室にて)

このプロジェクトチームが発足した第15回基本会議の中で、プロジェクトチームの構成員等が車座になり、プロジェクトチームの方向性について意見を出し合いました。

車座での話し合い

プロジェクトチームが目指す軽井沢の交通のコンセプトを「軽井沢らしい快適な移動」とすることになりました。

今後の進め方としては、現状認識・課題の把握、過去の交通問題に関する取り組みを確認し、現在に連結させていくこととしました。

チームみらいえ

プロジェクトチーム「チームみらいえ」では、軽井沢の将来を描いたグランドデザインとともに自分が暮らす町への関心と愛着を深めてもらうことを目的として、未来の主役である子どもたちに軽井沢の多様な人との出会いや地域資源に触れ合う機会を提供し、未来の軽井沢について考えるきっかけをつくる活動を行ってきました。

※「チームみらいえ」は、コロナ禍の影響により予定していた活動の実施が困難な状況となったため、令和2年10月に活動を休止しました。

キッズイベント

レゴブロックを使って、中軽井沢の未来を考えよう!【令和元年10月20日】

今回は、エリアデザインの具現化に向けて動き始めている中軽井沢を開催地として、今の中軽井沢にある「モノ」(機能)について学び、未来の中軽井沢に「あったらいいなと思うもの」をレゴブロックで表現することで、「みんなで将来について考える楽しさ」を体験してもらえるようなイベントを企画しました!

まずは、今の中軽井沢にある「モノ」(機能)を知るため、まち歩きに出発しました!

中軽井沢エリアを代表する建物として、病院、役場、くつかけテラス(駅・図書館)、長倉神社を回り、道中ではスタッフが建物の持つ役割や名称の由来などを説明しました。

【中軽井沢周辺でまち歩きをしている様子】

くつかけテラスでは、地元の商工会主催のバザールが開催されており、たくさんの人が集まる”にぎやかな中軽井沢”と感じた子もいたようです。

中軽井沢駅でしなの鉄道の電車を見たあと、長倉神社へ向かいました。

【長倉神社での集合写真】

まち歩きは午前中で終わり。

中央公民館に戻り、お弁当を食べて、午後の活動に備えます!

 

午後の部では、まず、まち歩きの振り返りをしました。

「中軽井沢周辺には何があったかな?」という問いに対して、役場や中軽井沢駅、図書館など、まち歩きで見てきたものが発表されました。

 

まち歩きの振り返りが終わり、いよいよレゴブロックを使います。

今回は、特別なレゴブロックを使った研修経験をお持ちのファシリーテーターの方にお越しいただき、子どもたちにレゴブロックを用いて、それぞれの頭の中にあるイメージを「見える化」することで、お互いの考えを共有し、共通点や違いを認識したうえでよりよい未来を考えることを教えていただきました。

【ファシリテーターの方からアクティビティの説明を聞く子どもたち】

まずは、レゴブロックの組み立てに慣れるため、少量のブロックを使って作品を作りました。

【作品を作っている様子】

ブロックの組み立て方などに慣れた後は、イベントの目玉となる「未来の中軽井沢」について考えてもらうため、「大人になったとき、中軽井沢にあったらいいな」と思うものを一人一人が考えて作品づくりに取り組みました。

【作品づくりに真剣に取り組んでいる様子】

はじめは、何を作ればいいのか分からず悩んでいる子もいましたが、レゴブロックを組み合わせているうちにアイデアが思い浮かぶと、集中して作品づくりに取り組みはじめました。

【作品の完成!】

作品が出来上がった後は、テーブル内で自分が作った作品について紹介しました。

作品の説明を聞いた後に”質問タイム”を設けました。「これは何?」「どういう意味があるの?」と、同じテーブルの子が作った作品の意味を理解しようと一生懸命考えながら質問をしていました。

 

【みんなでひとつの作品に仕上げている様子】

発表した後は、同じテーブルに座ったみんなの作品を「ひとつの中軽井沢」に仕上げる作業を行いました。

3つのグループが完成させた、わくわくする「未来の中軽井沢」を紹介します!

 

【低学年チームの作品】

〇作品の説明

・自動で動く車と橋をつくりました。(橋は動かない)

・お墓の車をつくりました。(天国へ運ぶ車)

・広いお家と車をつくりました。

・お城をつくりました。

 

【3年生チームの作品】

〇作品の説明

・お化け屋敷をつくりました。

・中軽井沢駅をつくりました。

・どんな動物とも仲良くできる中軽井沢をつくりました。

 

【高学年チームの作品】

〇作品の説明

・みんなでハロウィンパーティーができるまちをつくりました。

・大きなお家をつくりました。

・いろいろな人が集まる公園をつくりました。

※たくさんの人が集まるにぎやかな中軽井沢をイメージしました。

 

全グループが作品を完成させた後に、全体発表を行いました。他のグループの説明を聞いた子どもたちは興味津々な様子でした。

【全体発表の様子】

全体発表を終えたあとは、「未来の中軽井沢」を考え、素敵な作品を作り上げてくれた子どもたち全員に須永座長より賞状が贈られました。

【賞状を受け取る様子】

 

今回のイベントでは、自分の考えを表現するツールとしてレゴブロックを活用し、一人一人が考えるまちへの想いや考えを共有し、ひとつのまちを作り上げたことが、子どもたちにとって、まちづくりについて考えるきっかけになれば嬉しいです。

※今回のイベントは、NTTコミュニケーションズ株式会社様よりご協力をいただき開催しました。

追分写真ラリー【令和元年519日】

「追分の魅力を知ってもらう!」ということを目的として、「こども企画会議」(平成31年3月に開催)に参加してくれた町内の5名の小学生「企画係NIKKY(ニッキー、にいこけゆ)」が企画してくれた「追分写真ラリー」イベントを開催しました! こども企画会議の様子はこちらをご覧ください

当日は、さわやかな五月晴れのなか、児童、保護者合わせて12名の方に参加していただきました。

 

はじめに、「企画係NIKKY」が今回のイベント内容を説明してくれました。内容は追分宿の地図とチェックポイント一覧を頼りに、チェックポイントで記念写真を撮って時間内にたくさんのポイントを稼ぐゲームです。ゲーム感覚で楽しく歩きながら、追分宿の良さを感じ、学べるようにと一生懸命考えてくれました。

【イベントの説明をする「企画係NIKKY」のメンバー】

 

次に、地元のガイドとして活躍している「しなの追分楽しませ隊」の方にご協力いただき、追分宿の歴史についてお話をしていただきました。

【追分宿の話を真剣に聞いている様子】

 

一緒にまち歩きをする2チームのメンバーを発表し、チームのみんなで行ってみたい場所を相談しました。準備ができたところで、各チームで選んだチェックポイントに向かって追分公民館を出発しました。

【行ってみたい場所を相談しているところ】

 

追分宿の歴史ある建物や石碑などのチェックポイントで記念写真を撮ってポイントを獲得しながら、約1時間かけて追分宿を歩きました。

【チェックポイントでの集合写真・堀辰雄文学記念館の入り口】

 

「しなの追分楽しませ隊」の方もまち歩きに同行し、各チェックポイントで名所の説明をしてくれました。追分宿郷土館の入り口にある石碑が壊れてしまったという話を、子どもも大人も興味深く聞いていました。

【しなの追分楽しませ隊の方の話に興味津々な子どもたち】

 

1時間があっという間に経ってしまうほど、たくさんのチェックポイントを回ってゴールしました。少し汗ばむ陽気のなか、一生懸命歩いた子どもたちは、疲れたと言いながらも達成感に満ちた表情をしていました。

まち歩きの最後は、一緒に追分宿を歩いてくださった保護者の皆さん、しなの追分楽しませ隊の皆さんと一緒に集合写真を撮りました!

【泉洞寺にて全員で集合写真!】

 

まち歩きを終えた後、追分公民館に戻って、まとめの作業に取り掛かりました。各チームで撮影した写真を見ながら、「追分の魅力」を感じた場所について、3か所選んで模造紙にまとめました。

【模造紙に「追分の魅力」をまとめる子どもたち】

 

【各チームでまとめた「追分の魅力」】

〇チームいちかま

〇チームレッド

 

各チームでまとめた「追分の魅力」を一緒に参加した仲間や保護者、「しなの追分楽しませ隊」の方に発表しました!少し緊張している様子も見られましたが、「追分の魅力」を堂々と発表してくれました!

各チームの発表を聞いた「しなの追分楽しませ隊」の方からは、「ポイントを押さえて上手にまとめられている。何事も興味とやる気を持ち続けて取り組んでもらいたい。」とコメントをいただきました。

 

【模造紙にまとめた「追分の魅力」を発表する子どもたち】

 

イベントも終わりに近づき、まち歩きでたくさん「追分の魅力」を見つけた子どもたち全員にチームみらいえの須永座長より賞状が贈られました。

【表彰の様子】

 

地域の方との交流や追分宿のまち歩きなどを通して、たくさんのことを見て、聞いて、学び、「追分の魅力」を見つけられたのではないでしょうか。参加した子どもたちからも、「追分の街並みや魅力をたくさん知れた。すごく楽しかった。」「軽井沢の魅力をもっと知りたい。」という感想がありました。

今回のイベントを通して、自分たちが住んでいる地域の魅力を発見しながら、軽井沢町のことをもっと好きになってもらえたら嬉しいです。

こども企画会議【平成31319日】

追分宿周辺で子ども参加イベントを5月頃に開催するということだけを決め、イベントの内容については、実際に参加者となる町内の小学生に考えてもらおうと「こども企画会議」を開催しました!

当日は、5名の小学生が参加してくれました。まずは追分宿がどんなところかを子どもたちに知ってもらうために、地元のガイドとして活躍している「しなの追分楽しませ隊」の方に追分のことをお話しいただきました。

 

追分のことを少し知ってもらったところで、今度はガイドマップを参考にいろいろなものを見てみようと、追分宿の散策に出かけました。追分宿といえば…見どころはたくさんありますが、分去れ、シャーロックホームズ像、高札場などを見て回りました。

【追分宿の散策の様子】

 

さて、ここからが本題の「こども企画会議」に入ります。

まず、子どもたちがやってみたいことを挙げてもらいました。そこから、「追分の魅力」を知ってもらえるイベントかどうか、低学年の子どもたちにも楽しんでもらえるかどうかなど、いくつかの項目をクリアさせ、参加する小学生が楽しみながら追分のことを知ってもらえるイベントになるよう一生懸命考えてもらいました。

【出し合った意見を整理しているところ】

 

「こども企画会議」に参加してくれた5名の小学生を追分宿で開催するイベントの企画係とし、企画係のチーム名をみんなで決めました。5名の頭文字を使って「NIKKY」(ニッキー、にいこけゆ)としました。

【チラシのイメージを描写中】

 

「こども企画会議」という固い言葉から始まりましたが、終始和やかな雰囲気の中で意見を出し合いながら、楽しい企画を練ることができました。

企画を考えてくれた子どもたちのパワーに今後も期待しています。

企画係「NIKKY」が考えたイベントのチラシは町内の小学校を通じて各家庭に配布しています。詳しくはこちらをご覧ください

発地市庭周辺まち歩き~ドローンで見てみよう!~【平成301028日】

近年活気づいている発地地域をターゲットエリアとして、地域の移り変わりや地域の人たちとの交流を通じて「軽井沢」で起きている新しいコトやモノを発見してもらおうと、小学生を対象とした発地市庭周辺のまち歩きイベントを開催しました!

当日は、気持ちいい秋晴れの空のもと、児童、保護者合わせて18名の方に参加していただきました。

 

まず、発地市庭にある芝生の広場(臨時駐車場)からパイロットがドローンを飛ばし、リアルタイムで見る上空からの映像と、昔の航空写真との違いを確認しました。

空高く上がっていくドローンや、モニターに映し出された「今」の発地地域の様子をみんなで食い入るように見ました。

 

その後は、実際に自分たちの足で歩いて発地地域の様子を見て回りました。

今回は、ゲーム感覚で楽しく歩きながら発地の良さを感じ学んでもらいたいと考え、「フォトロゲイニング」を取り入れました。(※フォトロゲイニングは、最初に渡された簡単な地図を頼りに、たくさん用意されたチェックポイントのいくつかを時間内で効率よく回り、お題と同じ写真を撮ってポイントを稼ぐゲームです。)

子どもたちに知ってもらいたいお店や施設など18か所をチェックポイントにして、チームの仲間みんなで相談しながらチェックポイントへの回り方を考えてもらいました。

準備ができると、3つのチームがそれぞれ行きたい方に向かって発地市庭を一斉にスタートしました。地図で今自分がいる場所を確認しながら目的地に向かって歩き、チェックポイントに到着すると「ここだ!」とチーム全員で記念撮影を撮りました。地域の方にもご協力いただき、製造している商品を提供いただいたり、地域の説明をしていただいたり、地域の方との交流も楽しみました。

 

約1時間のまち歩きを終えた後、発地地域にゆかりのある方から昔の発地地区のことや野菜栽培についてお話を聞かせていただくことができました。今見てきた風景を思い浮かべながら、子どもも大人も熱心に耳を傾けていました。

 

学年や学校は違いますが、出会った仲間たちと一緒に見た雄大な浅間山、自然豊かな風景の中にある新しい発地のコトやモノに触れ、みんなで楽しい時間を過ごすことができました。

このイベントを通じて、発地地域を含む“自分たちのまち”にさらに関心を持ってもらい、これからも軽井沢町の未来について考えられる人になってもらいたいと思っています。

 

【ドローンで集合写真を撮影】

【発地市庭周辺まち歩きの様子】

伝説の山の宝を探せ!【平成29106日】

町内の小学1年生から4年生までの児童17人と一緒に離山に登り、ミッション型のフィールドワークを行いました。このイベントでは、軽井沢発展の歴史(保健休養地100年記念碑)や、定点観測(離山から見た町並みを昔の写真を使って比較)、生息植物への関心、離山の起源、雨宮敬次郎像があった台座の意味など、児童がいろいろな体験を通じて、軽井沢の過去・現在を学び未来の軽井沢がどのようになれば良いか考えるきっかけになればと企画しました。

当日は、午後から雨に打たれてしまいましたが、大きなハプニングもなく楽しく冒険ができました。中でも、定点観測では、チームみらいえメンバーでも気づかなかったことに、子どもが気づくなど、子どもたちの発想の豊かさを感じることができたイベントとなりました。

今後もチームみらいえでは、これからの軽井沢を担う子どもたちのために何ができるか、わいわい語りあいながら活動していきます!

【離山山頂での集合写真】

【何かの跡を発見!!】

軽井沢駅北口ステーションフロント構想PT

軽井沢駅北口ステーションフロント構想プロジェクトチームは、風土フォーラムに設置された初めてのプロジェクトチームとして、平成28年7月に発足しました。平成30年3月までの間、軽井沢駅北口周辺地域の今後のあり方等について地域の方々と共に調査・研究を行い、提言としてまとめました。

議事内容

開催された会議の内容(要旨)は以下のとおりです。

会議 開催日・場所 要旨
第9回 平成30年3月6日(火) 要旨(PDF111KB)
新軽井沢会館
第8回 平成30年2月16日(金) 要旨(PDF98KB)
新軽井沢会館
第7回 平成30年1月26日(金) 要旨(PDF148KB)
新軽井沢会館
第6回 平成29年11月20日(月) 要旨(PDF182KB)
新軽井沢会館
第5回 平成29年10月2日(月) 要旨(PDF411KB)
新軽井沢会館

※第1回から第4回の会議では企業の私的情報(開発計画等)を取り扱う必要があったため、非公開で開催しました。

提言

提言の内容は、デザインガイド(提言)をダウンロードしてご覧ください。

軽井沢駅北口まちづくりデザインガイド(提言)(PDF3265KB)