事務局の活動
風土フォーラム通信「軽いざわざわ」
風土フォーラム事務局では、風土フォーラムの活動をより多くの方に、より深く知っていただけるよう季刊紙を発行しています。
最新号とバックナンバーが下記よりダウンロードしてご覧いただけます。
最新号
バックナンバー
第9号(2019.秋号) (PDF1544KB)
第8号(2019.夏号) (PDF1631KB)
第7号(2019.春号) (PDF1566KB)
第6号(2018.冬号) (PDF1604KB)
第5号(2018.秋号)(PDF1458KB)
第4号(2018.夏号)(PDF1630KB)
第3号(2018.春号) (PDF1554KB)
第2号(2017.冬号) (PDF1891KB)
第1号(2017.秋号) (PDF1841KB)
風土フォーラム公式SNSページ
風土フォーラムの公式Facebook(フェイスブック)ページと公式Twitter(ツイッター)ページを運用していますので、ご利用ください。
※各SNSの利用規約をお読みいただき、ご理解のうえ、ご利用ください。
Facebook(フェイスブック)
アカウント名 | 軽井沢22世紀風土フォーラム |
URL | https://ja-jp.facebook.com/karuizawa22fudo/(外部サイト) |
利用規約 | Facebookページ利用規約(PDF163KB)※必ずお読みください |
内容 | 風土フォーラムに関する各種情報を随時発信します。 |
Twitter(ツイッター)
アカウント名 | 軽井沢22世紀風土フォーラム事務局 |
URL | https://twitter.com/karuizawa22fudo(外部サイト) |
利用規約 | Twitterページ利用規約(PDF164KB)※必ずお読みください |
内容 | 発地市庭にある風土フォーラム事務局職員が、事務局での出来事などを発信します。 |
エリアデザイン検討の取り組み
風土フォーラムでは、軽井沢グランドデザインで提案する5つのエリアデザインを参考に、より具体的で現実的なまちづくりの実践へ向けて取り組んでいます。
平成30年度は、関係する地域の区長へのヒアリングなどを通じて、地域の皆さんの意見を取り入れながらエリアデザインを検討する仕組みを作るための調査を行いました。
令和元年度からは新軽井沢エリアと中軽井沢エリアを皮切りにその仕組みが動き始めています。
新軽井沢エリア
新軽井沢エリアでは、9名の運営メンバー(新軽井沢エリアに住んでいるか、もしくはエリアで事業を営んでいる方々)を中心に、地域全体での検討を進めていきます。
■運営メンバーの会合(第2回・令和元年11月21日開催)
(新軽井沢会館にて)
・長期的なビジョン構築に向けて、観光客数を増やすべきか、エリアによってカラーをつけるべきかなど、町全体や新軽井沢の将来に関係する具体的な問題を提起して話し合うことにしました。
・短期的な課題解決に向けては、平成29年度まで活動した「軽井沢駅北口ステーションフロント構想プロジェクトチーム」でまとめられた課題、および平成30年度に行われたエリアでのヒアリングで出た課題を参考に、優先順位などについて検討していくことになりました。
・新軽井沢エリアは、軽井沢の玄関口という特殊な場所である一方で、地元住民にとっては”生活の場”でもあるという二面のバランスをとることが意識されました。
・軽井沢駅前交番の理想的な位置について意見交換を行いました。
・多様な意見を集約するため、別荘所有者、高校生などとの懇談の機会を持つよう検討することになりました。
■運営メンバーの会合(第1回・令和元年10月8日開催)
(新軽井沢会館にて)
・町長より、エリアデザイン検討の取り組みの趣旨や、期待することについての話がありました。
・自己紹介を兼ねて新軽井沢エリアやまちづくりに対する想いなどについて伝え合いました。目の前の課題だけに目を向けるのではなく、エリアの将来を見据えたビジョンを共有することや、地域住民の皆さんの手によるまちづくりの意義などについて話題になりました。
・より機動的に動けるよう、2名の取りまとめや調整を行うメンバーなどの役割を決めました。
中軽井沢エリア
中軽井沢エリアでは、9名の運営メンバーを中心に、地域全体での検討を進めていきます。
■運営メンバーの会合(第1回・令和元年11月18日開催)
(中軽井沢区民会館にて)
・町長より、エリアデザイン検討の取り組みの趣旨や、期待することについての話がありました。
・より機動的に動けるよう、2名の取りまとめや調整を行うメンバーを決めました。
・エリアの課題や将来像の絞り込み、自由参加のワークショップなど、エリアについて地域全体で検討していくための手順について話し合いました。
ヒアリング
平成30年度に各エリアで実施したヒアリングの概要は以下のとおりです。
日時 | 対象エリア | 実施場所 | 内容 |
平成30年7月18日
16時から18時まで |
新軽井沢 | 新軽井沢会館 | 要旨(139KB) |
平成30年9月21日
14時から15時30分まで |
中軽井沢 | 中軽井沢区民会館 | 要旨(168KB) |
平成30年9月21日
17時から18時30分まで |
追分 | 追分公民館 | 要旨(166KB) |
平成30年9月21日
19時から21時まで |
新軽井沢 | 新軽井沢会館 | 要旨(182KB) |
平成31年1月18日 11時から12時まで |
新軽井沢 | 役場 | 要旨(162KB) |
平成31年1月23日 13時40分から14時40分まで |
旧軽井沢 | 店舗(旧軽井沢) | 要旨(388KB) |
平成31年1月23日
15時30分から17時10分まで |
旧軽井沢 | 旧軽井沢公民館 | 要旨(167KB) |
平成31年2月22日
14時00分から15時30分まで |
南地区 | 下発地公民館 | 要旨(388KB) |
風土フォーラム in 中学校
2018年11月20日、風土フォーラム事務局(都市デザイン室)の職員が軽井沢中学校に出向き約120名の1年生の皆さんを対象に、こもれびの街講座(※)「軽井沢グランドデザイン」を実施しました。
この講座は、昨年に初めて要請いただき、今回が2回目になります。
(※「こもれびの街講座」は、町民等の皆さんからの要請に基づき、町職員等が集会等に出向いて講座を行う町教育委員会の制度で、町の行っている仕事等に関するメニューが用意されているものです。)
ほとんどの生徒の皆さんはこの町で生まれ育っており、軽井沢の類まれな魅力は当たり前のものになっているかもしれません。
普段なんとなく考えていることについて、友達と話し合ったり発表したりすることにより、今の自分の考えの整理と、自分にはなかった考えへの気づきがあればと思い、今回もグループ(班)にわかれて意見を出し合い、話し合ったうえで発表してもらいました。
今回のお題は、「なぜ軽井沢にたくさん人が来るのか?」です。
グループで考える時間が始まると、みんなでワイワイ話しながら、次々と付箋に意見が書かれていきました。
発表をお願いすると、積極的に手を挙げ、自分たちの意見を堂々と発表してくれました。
もう少し時間を取れればよかったのですが・・・
「都会にはない豊かな自然がある!」
「レタスなどのおいしい食べ物がある!」
「夏は涼しく、避暑地として有名!」
「浅間山の紅葉がきれい!」
「旧三笠ホテルなどの昔の名残がある!」
「中学生がかわいい!」
他にもたくさんの意見が発表されました。
中には、オリンピックで総合馬術競技やカーリング競技の会場となったことや、軽井沢に別荘文化を生み出したアレキサンダー・クロフト・ショー師についてなど、軽井沢の歴史に触れた意見もありました。
いわゆる”軽井沢ルール”をみんなで守ることにより、こうした軽井沢の”宝”を守ってきたこと、それ故に軽井沢が多くの人にとって特別な存在になり続けていることを、まとめとしてお話しました。
そして、この先の50年・100年の軽井沢はどうあればいいのか・・・今はあまり興味を持てないかもしれませんが、いつか「なるほど!」と思ったときに、「グランドデザイン」を思い出し、ふるさと軽井沢の風土を守り育てる一員になってもらいたいという願いを伝え、50分間の講座を終えました。
生徒の皆さんが活発に意見を出し合い、積極的に講座に参加してくれたことで、最初は緊張していた職員も楽しい時間を過ごすことができました。
風土フォーラム住民参加型プロジェクト(平成29年度)の報告
風土フォーラムでは、みんなで軽井沢の未来のことを考える機会として「住民参加型プロジェクト」を平成29年度に実施し、主に住民の方を対象にした2回のグループ討論会(平成29年11月、平成30年1月)と、別荘所有者の方を対象にした意見交換会(平成30年2月)を開催しました。
また、平成30年3月には報告会を実施し、これら3回のイベントにおいてファシリテーターをつとめていただいた地域コーディネーターの宮内順さん(元東海大学経営学部教授)に、ワークショップで出された意見やアイデアをまとめ、分析し、発表していただきました。
報告の内容については、「ワークショップ報告書」をダウンロードしてご覧ください。
ワークショプ報告書(PDF1068KB)